ブルーピリオド

STORY

成績優秀で世渡り上手な
高校2年生・矢口八虎は、
悪友たちと遊びながら、
毎日を過ごしていた。

誰もが思う“リア充”……
そんな八虎は、
いつも、どこかで虚しかった。

ある日、
美術室で出会った1枚の絵に、
八虎は心を奪われる。

絵を通じてはじめて
正直な気持ちを表現できた八虎は、
美術のおもしろさに目覚め、
衝動のままに
スケッチブックへ向かっていく。

そして八虎は、ついに進路を固める。

実質倍率200倍、
入学試験まで、あと650日──!

Ep.01

絵を描く悦びに目覚めてみた

夜な夜な友人と渋谷の街に繰り出すヤンキーにして、昼は成績優秀の高校生。矢口八虎はそんな毎日に空虚さを覚えていた。美術部の部室で出会った一枚の絵は、八虎に描くことのワクワクをもたらす。常に感じていた渋谷の「青」が表現出来た時、初めて覚える生きてる実感。「藝大一択?」八虎の眼前に進路は大きく開かれた

Ep.02

全然焼けてねえ

顧問の佐伯先生の指導の下、八虎の美術部での日々。夏休みが終わり、デッサン30枚を仕上げた八虎に唖然の部員達。八虎は「天使の絵」の森先輩が、予備校では下から5番目と聞き、衝撃を受ける。年が代わり、森先輩は八虎に「ニケ」の絵を残し、卒業する。八虎は藝大受験を認めない母に、母の日常を描いた絵を差し出すのだった。

Ep.03

予備校デビュー・オブ・ザ・デッド

八虎は腐れ縁の女装男子、鮎川龍二と共に予備校「東京美術学院」に入学する。「天才」高橋世田介。「絵描きフェチ」橋田悠。「美術サラブレッド」桑名マキ。彼らを束ねる講師の大葉真由。世田介の画力に舌を巻き、男性に振られた龍二に翻弄される。大葉に言われた「自分の『好き』を見つける」ことに汲々とする八虎だったが…。

Ep.04

我々はどこへ行くのか

世田介に、自分が描いた絵を、好きな絵の「上澄みを掬ったよう」と指摘され、凹む八虎に、大葉は「構図」と「視線誘導」の重要性を伝える。浪人生と合同の夏期講習が始まり、温度差に面食らう八虎。最終の公開コンクール、1位になると受からないというジンクスに、トップのマキは落ち込むのだった。そんな中、世田介が予備校を辞めると言い出す。